コンコン
「お父様??鈴村くんがいらしてます。」
ドアの奥からドタッと音がした。
…大丈夫??
やがて、ドアが思いっきり開いた。
「よくきたネッ!!一夜くんっ!!」
鈴村くんはびっくりしてる。
そりゃぁね。
お父様は、見た目30歳くらいだもんね。
「ところでお父様。鈴村くんに何の用が
あったんですか…?」
できればこんなヤツと一緒に来たくなかったのよっ…。
「あぁ、そーだ、そーだ。思い出した。
一夜くん、お父さんくるまで待ってね。」
…なんで鈴村くんのお父さんとお父様での話に、鈴村くんが必要なの?