【完】貧乏な王子様!?





休み時間、あたしのとなりは女子で
埋め尽くされていた。




「ねーねーっ、どこからきたの?」


「メアド教えて?」


「彼女いるのー?」




うっとおしい質問が飛び交うが、鈴村くんはなんなく答えてく。




「うーんと、来たのは県内からだよ。」


「メアドかぁ…。ごめんね、父親厳しくて携帯チェックあるんだよね。」


「彼女は…いない。けど、、、」



そのとき、何故か鈴村くんと目があった。