あたしがいつも通り玄関をでると、
そこには蒼くんがいた。
「おはよ///」
「はよ。」
恥ずかしい、けど嬉しいキモチ。
こんなキモチ初めてで、すごい新鮮な
感じがした。
「歩香、行くか。」
そして、蒼くんはあたしの手を握ってくれた。
「おい、俺忘れられてない?」
手を繋いだあたしたちの後ろから出てきたのは、大河くん。
「あっ、大河くん。いたんだ。おはよ」
「ひどくね!?お前ら初日からラブラブ
だなぁ。うらやましいぜ。」
「大河くん彼女いないの?」
あたしの何気ない一言。
けど、大河くんはピクッと反応した。