朝、あたしが家をでると蒼くんがいたー… 大河くんもだけど。 「あれ、どーしたの…?」 「俺らの家から学校までの道に、 お前の家あったからついでに…」 「とかいって。蒼、30分前からココに いたよねー」 あたしは蒼くんの顔をみる。 蒼くんはそれを肯定するように、 俯いている。 蒼くん、そんなコトしちゃだめだよ。 あたしは、蒼くんが好きなんだよ。 期待…しちゃうよ…?