【完】貧乏な王子様!?




それからあたしたち2人は喫茶店へ。

夏音ちゃんは声を震わせあたしに訴えた。


「ねぇ…蒼のこと…好きなの?」


「えっ…」


驚いた、もあった。
けど、夏音ちゃんにバレてしまったという事実のほうが怖い気もする。




「好き…なんでしょ??聞いてたんだよ」


聞かれてたのか…
なんか言われるのかな…



けど、夏音ちゃんの口からでてきた言葉は予想外だった。