大河は懲りずにまだ「可愛い~」とか
言ってバラを見ている。
そんな大河を見て、歩香はまたにっこり笑うと逆塚さんに耳打ちした。
逆塚さんは笑顔で頷いてた。
…なにいったんだろ。
「大河くん、そのバラ良かったら差し上げましょうか?」
えっ!と大河が言う。
「黄色いバラ、あたしも大好きだから。
魅力がわかってくれて嬉しいな」
そういって、帰り渡しますねと言う。
…なんか大河に苛つく。
やったぁと喜ぶ大河がムカつく。
俺はイライラ、大河が浮かれながら
超大きい門へ入っていった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…