「うんと…じゃあ少しだけ」
蒼くんも折れた。
よかった。
これで風邪ひかれたら困るもん…
「じゃあ、いこっ!って言いたいけど、
傘1本しかないもんね……
仕方ないなぁ…ちょっと待ってね」
あたしは携帯を取り出した。
「もしもーし。あ、逆塚さん?逆塚さんって運転できましたっけ??
よかったら迎え来ていただけませんか?
あと、2人いるんですけど…
はい、ありがとうございます。
待ってますね」
2人を見るとぽかーんとしてる。
「えっと…?」
「歩香、お前今ー…」
その時、あたしたちの目の前に黒い車が
止まった。
「歩香お嬢様ー♪のってくださぁーい」
「逆塚さん!ありがとうございます!」
なんて会話をしてると…
大河くんと蒼くんが真っ青。



