あー…ツラい。 枕に顔を埋めてベッドに飛び込む。 バレーボール部に入ったのに、全然切らないあたしのそこそこ長い黒髪は、汗で臭くなってるだろう。 「…シャワー浴びよ…」 あたしは、自室の風呂でシャワーを浴び、そして、髪を乾かすとそのまままたベッドで飛び込んだ。 「なんか…疲れた…」 まだ夕方にも関わらず、あたしは眠りについた。