【完】貧乏な王子様!?





でも……


「だ、大丈夫だもん」



あたし、女子力ないなーと、
つくづく思う。



「怪我人のくせに」

「むぅ」




そんな2人の話に入ってきたのは、
夏目くんだった。




「ごめん、盛り上がってるところに、悪いんだけど。怪我って…大丈夫なのか?」







「大丈夫だよ、ありがとね!」



あたしはにっこり笑った。



「う、うん///ならよかった///」


夏目くん……??