レモン日和

朝になった。
叶美先輩がいた。
「おはようございます!」
「あー!おはよう♪今日はなんかいつもと違うね!三つ編み可愛いよ!さては....好きな人でもー?笑」
そんなこと....まぁ、当たってます。。。
「いやいや!ここの髪の毛か跳ねてたんですよ笑
好きな人いたら、絶対もっと気合入れますから!」
テキトーにごまかしといた。
「そっかそっか!じゃあ、また後でね♪」
そう言って、私は更衣室、叶美先輩は教室へと行った。
叶美先輩が、体育館に入ってきて、シューズをはこうとした時。。。
「もぉーー!日和ったらぁ...」
と言いながら私のところへ来た。
「なんかあったんですか?」
なんかあったってことを期待してた。性格悪いかな?ずるいかな?でも、好きな人のことだから....
「みてー!笑
今日、俺んち来いよ!誕生日だろ?
プレゼント用意しとくから!」
という手紙が入っていた。
そっちかょ........
私は落ち込んだ表情を隠し、
「うわぁー!いいじゃないですか!ラブラブで♪お誕生日おめでとうございます!楽しんでくださいね!」
と言った。
「翔ちゃんまでありがとね!」
叶美先輩は可愛い笑顔でそう答えた。