レモン日和

あーぁ....朝が来てししまった。
朝練だ....
叶美先輩と気まずいな....
「翔ちゃん？」

げっ....
この声は....
「か....叶美先輩？」
「そうだょ笑
ってか、くますごいことになってる....」
それは叶美先輩のせいだ。
昨日のずっとそのことが頭から離れなくて。寝れなかったもん。
「あたし。怒ってないよ？」
「........へ？」
「ただ、日和に他の女と仲良くして欲しくないだけ。だから、なんにも関係ない翔ちゃんはそこまで気にしないでね！」
にっこり笑って言った。
その笑顔の裏になにがあるの....
隠してるなにがあるの....
私には分からない。
なんで、アドレスがあるだけで....
なんで？
日和先輩の事好きなのは、叶美先輩だけじゃないのに。
私だって好きなのに。
彼女だからって....
そんなのずるいよ....