私は美香の事を見をくってから、ボール磨き開始した。

「終わんないょー。」

私は一人でなげいていた。

すると....。

「悠ー。また、自主練してんの?お前本当バスケ好きだな。」

と、声がしたので、振り向いてみると....。

「うるせぇーな。バスケ好きで何が悪ぃんだよ。てか、バスケ好きじゃ無かったら、バスケ部入ってねぇーし。」

坂本君と夏沢くんだ。

「あっ!桜木さんだ。何やってんの?」

急に話かけられたから、びっくりして、戸惑ってると

「おい。春、桜木さん困ってんだろ。」

も一瞬だけ、あの時の記憶を思い出してしまった。

「結愛、危ない!」あの時の君の声が頭から離れない。

鈍い痛みの中で見えた、血の海

周りの慌ただしい光景

救急車のサイレンの音

警察のパトカーの音

そしてその血の海の中で横たわってる冷たくなった君

思い出しちゃうから...。

やめて...。