例え、この声が届かなくても…。




はぁ…。嫌な夢みちゃた。

「秋輝…。ごめんね。私なんかを庇ってさ。ねぇ。会いたいよ…。秋輝…。」

私はお風呂の浴槽に入りながら呟いた。

「秋輝…。ねぇ…。私まだ秋輝に言ってない言葉あるんだよ…。いつも秋輝からは言われるけどさ、私まだ言ってないよ。『愛してる 』ってさ。」

私はそう言って浴槽から上がりシャワーを全開にして大声で泣き続けた。