「キミの事好きなのに、どうしてこの想いは届かない♪」
もぅ、朝か…。私は近くにある携帯をとめて、
ふと時間を見ると…。
7:30と言う文字が目に入った。
「やっばー。遅刻じゃん。朝練もう始まってんじゃん!」
急いで着替えて、髪の毛なんか結ぶ余裕ないから
適当に横に結び、メイクもさっさっとやって、
リビングへと向かった。リビングに行くと、暁兄と綜がいた。
「おぅ。結愛おはよー。朝ご飯あるから、食えよ。後、お弁当そこ置いたからな。」
「もー暁兄起こしてくれたっていいじゃん!
もぅ、朝練遅刻するから朝ご飯要らない。
行ってきます。」
や私は半ば暁兄に八つ当たりして、学校へと向かった。
家から、学校までさほど距離がないから、走って5分の距離だから、まだ、良かった。
「結愛おはよー。」
後ろから聞きなれた声に私は振り向いた。
「美香おはよー。ごめんね。遅刻しちゃって。」
「平気だよ。うちも、今来たとこだし。」
そう言って、わざとあくびをする。
本当美香が親友で良かったって思う。
