魔法の国と私の恋

家の中には、やっぱり・・・

家の大きさに比例した家具などが配置してあった。

私が使うのにちょうどいいサイズの物ばかり。



「あなたもしかして・・・誰かに飼われてるの?
 ペットなの?」


「飼う?ペット?何それ。」



鳥は私が言った意味を理解してない様子で、

とてもきれいな彫りが入っている止まり木に着地した。



「ここに住んでいるのは僕1人だよ。」


「じゃあ、どうしてこんなにサイズが大きいの?
 あなた鳥でしょ?なら、木に巣を作ったりするんじゃないの?」



後で考えると・・・

自分の状況そっちの気でよくこんな質問したもんだと感心する。


実は私、度胸があるんじゃないかと。