町中… いや、所々の家が点々と 襲われている。 先に見えるうちのドアの前に ついた時 俺の足は動かなくなった。 しっかり見なくても分かる ドアから何からが無差別に 破壊されている その先に倒れている人… 「おば…ちゃん…?」 俺の目に見えているのは 食卓テーブルの下敷きになっている おばちゃん その姿は血の気も無く 誰が見てもそうだと分かる光景だった。