「こんな呪文も出来ないのか?!」 フードを被った男がそう言った瞬間、俺の背後から声がした。 「和裁八景(ワサイハッケイ)」 「え?」 こいつなにいってんだ? 俺は慌てて振り返って見るけど誰の姿も無く試験官に急かされるばかりで 「喋んな。 和裁八景っていえ」 「…わっ和裁八景」 俺がそう言った瞬間、左にあったリンゴと右にあったバナナが入れ替わった。 え、今のって呪文…? 「入れ替わりの魔法OK」