…
「で、決まったのか?那菟」
あれから何時間か経ち疲れきった山極は眠ってしまった。
辺りはさっきの煩さが嘘かの様に静かで虫の鳴き声が緩やかに響いている
「まあ、それしか選択肢はないみたいだし」
俺はずっと考えてた
闘うって事は俺にとってデメリットばかりでいい加減な気持ちでやったら死ぬかもしれない
でも辞めるなんて簡単に言えない俺にしか出来ない事なのかなとか考えてたら
どっちにしろ、やらなきゃいけなくなるんだと思った
「じゃあ明日は隣町に向かうから
早めに寝とけ」
「……」
俺は黙って横になった
疲れていたからかすぐに真っ黒な世界に包まれた
