「男は15、女は18歳で
戦闘の許可がでる。

だからこれからは
狙われやすくなるんだよ!」



そんなことどうだっていい。



ただ


こんなにも多くの生き物の中で
なんで俺なんだ




急にこんなこと
受け入れるはずなんてない

「お前は戦わなきゃ
いけないんだ」




「…ごめん魁盗
考えさせてくれ」



俺は下をずっと見つめ
近くの草むらに寝っ転がった



もう日が暮れ、星が輝いている


でも突然その沢山の星が
消えた



俺の目がおかしくなったのかと
目をこすってみると、

その星達はまた輝きだし
空からゆっくりと男の子が下りてきた





とさっ


その男の子は大きな白い羽を
生やし、こちらを見ている



「よー那菟ちゃん」



「…誰?」

「ってかその前にさ
たすけ…て」


バタッ