君と過ごした一週間。


「久しぶり。」

「上原学校きてたの…?」


彼とはもう
一年以上会ってないだろう。

「今日久しぶりに来たんだよ。」


びっくりした。心臓壊れるかと思った。

だってクラスではもういない設定になってるし、一部じゃもう死んだとか縁起の悪いこと言ってるやつもいたから、幽霊かと思った。

「なんで学校来てなかったの…?」

彼はゆっくり口を開いた。

「なんかめんどくさくてさ」

呆れた。
めんどくさいの理由で学校一年以上来ないって…。馬鹿馬鹿しいにもほどがある。