君と過ごした一週間。


「暇すぎる…」

と思い、私は屋上へ行った。

屋上はもちろん出入り禁止。しかし、うちの学校の屋上は鍵がもろく、壊れていて生徒達はみんな秘密で出入りしている。

私ももちろんその'みんな'の中の1人。

こんな時間に屋上へ行く人なんて自分しかいないだろうとドアを開けた瞬間、

私は腰を抜かした。