結局その日は連絡が来なかった。

きっと何かあったんだろうと私は思った。

「また明日連絡待てばいいや…。」

そう思い、私は連絡を待つのをやめてリビングに行った。


「あ、真帆!」

お母さんが、大きな声でよんできた。

「なに?」

「今ね、連絡があって、おじいちゃんがちょっと体調崩して入院したらしいのよ。真帆、今からお見舞い行ってきなさい。」

「えー…。」

「いいから。いいから。」

なんで今からなんだ。

そう思いつつ私は、おじいちゃんが心配だったから病院に向かった。