「じゃあ、そろそろ帰ろうか。」

時計をみると、もう16時をすぎていた。

あんまり、遅くに帰ると親がうるさいからね…。

「一日目、終わったね。」

上原がそんなことを口にする。

私は、なんのことか?と思ったが
すぐに気付いた。

約束の一週間のうちのってことだ。