上原がカレーを口にした途端、

「…ーーーっ」

苦しそうになる上原。

「どうしたの!?」

私はよくわからないまま彼の背中をさする。

「っ…わ、るい…。ちょっと喉につまっただけ。」

私には喉につまっただけには見えなかった。

カレーが喉につまってあんなに苦しくなるの…?

なんて思いながら私は、そう?良かった。と流した。