雨の日に傘を忘れたあなた 「貸してあげるよ」 その一言がいえない臆病なわたし 後ろからあなたが濡れながら歩いていくのが見える 最後は走って帰っていくあなた どうしてたった一言が言えないの 意気地なし… 今でも雨の日になると思い出す 濡れながら歩くあなたの後ろ姿 そして今でもカバンの中で眠ってる もうひとつの折りたたみ傘…