友情なんてくだらない。

そんなモノを今まで必死に守ってきた自分を蔑んだ。

愛情なんざ知らない。
知ったら弱くなると思うから。

だから全てはドングリの背くらべ

全くいって同じように
全くいって意味が無い

そんな意味の無いモノを今まで

必死に守り

必死に庇い

必死に許し

必死に縋りつき



そして今ーーーーーーーーーーー






疲れ果てた。

この物語はモノガタリですらないのかも知れない。

だけど、それでも表そう。

字に思いを込めて表そう。

これはただの勘違いの果てのお話だ。