メイクをささっと薄く、ナチュラルに施すと部屋を出る。

…お腹空いてないし、コーヒーだけでいっかな…


それにしても…

『高校、か…』

正直なところ、行きたくないな…

仲良くする気なんてサラサラ無い。
アタシには今傍にいて、支えてくれる仲間が…皆が居てくれてる。



…それ以上なんて、願うはずがない。

アタシは仲間達にしか心を許せない。

いや…許さない、かな…?