神龍 ~キミとアタシ~



海「…美嶺が絡まれてたから、絞めた」


…やっと海斗が口を開く。

凌「そうですか。
じゃぁ、当然の報いですね」


海「…そうだな。」


陸「ねぇ、美嶺怪我してないー?
大丈夫ー?」


眉を下げて陸斗が聞いてくる。


『大丈b「じゃないでしょう?

…何ですか。
その腕は?」


…あ。

海「…今気付いた、って感じだな…」


本当に気付かなかった…
アタシの腕には、くっきりと赤色の男の手の跡。意外と強く掴まれてたんだな…

凌「美嶺は自分自身には無関心ですからね…」


陸「自分以外の人が怪我したり、傷付いたりしたら、すぐに気付くのにねー」


海「…人が傷付くよりも…自分が傷付く…」

凌「傷付くのが俺達なら尚更ですし…今回は美嶺が袖を上げていたから分かりましたが…」


陸「もっと自分を大切にしなきゃー」


『………』


海「…分かったか?」

『…うん。』


…こういう時は、大人しく聞いとくのが一番だ。

袖上げとかなきゃ良かったかなー…