「そろそろ朝の会始めろよー」
「日直オレかよ…」
「女子は?」
「確か基山だったぜ」
「あれ?基山いねーじy「遅れました!!」


私は教室のドアを蹴り開けた。

「基山ドア蹴んなよww」
「急いでたんだって!」
「まあまあ、とりあえず始めようぜ」


…「あーつかれたぁー」
先生の話。先生お願いします。

「先生?」

そう言われて立ち上がった先生は複雑な表情でクラスを見回した。


「…基山。」


「はい…?」


「お前は来週から、



医療科学学園の生徒だ」


は…?

クラスメイトも呆然としていた。
我に返った隣の男子が、
「イカガクって…まじかよ」
「祈…」
「やっぱり選ばれたんだね…」
「基山…っ」


私は呆然とするしかなかった。