私たちは踊り終わり、寮に帰って来た。
さ:「れい、ちょっといい?」
「うん」
わたしはさくについて行った。
それにしてもなんだろう?
怒られるのかな?
私が心配をしてたら、さくが止まった。
さ:「あれ…どういう意味?」
「あれって?」
さ:「手紙…好きってどういう意味?」
「え、いやー…その…」
さ:「友達としての好きか?それとも」
「…違うよ…私はさくに恋してる」
私は思い切って言った。
怖い…振られたらどうしよう。
私はさくの顔をチラッと見た。
ニコッ!
さくはいつもの笑顔で笑って、
さ:「俺も。れいが好きだ…付き合おうぜー!」
「え、」
さくが…私を好き?
てか、軽すぎだろ⁉︎
私が驚いて顔を上げ…チュッ
さ:「絶対離さないから!」
さくは勢い良く抱きついてきた。
「…うん!私も」
えへへっ…私も恋愛出来るじゃん。
嬉しい!!
と:「抜けがけとか許せねぇ〜…」
そこには凄い剣幕のともくんが立っていた。
こ:「落ち着け」
こうくんが猛獣をなだめるような感じで落ちつせた。
し:「いいな…。でも、私はゆうさんが好き!!」