私は皆からの大切に思われている。
そう思うといけないことをしたんだな。
「麗萎…この人達誰だ?」
「あ、そっかいちを紹介はしたんだけどな…」
さ:「俺、森崎朔夜です」
ゆ:「蒼葉佑纚です」
と:「羽島智輝です」
る:「僕、姫川瑠斐です。れいれいにはお世話になってます」
こ:「俺は、山城荒倻です」
し:「私は、れいちゃんの大親友の嘉條詩李です」
あ:「私はれいちゃんが働いているエンジェルの管理人、坂田杏那です」
「聞いたような声だな…夢の中で聞こえたんだ。君達みたいな声が。その子達も自己紹介してたな」
「「「「あははははは」」」」
私達は一斉に笑った。
ことを知らないお父さんだけがキョトンとしていたけどね。
「君達が麗萎の友達か。よろしくな」
お父さんは笑顔で言った。
さ:「れいの笑顔はお父さん譲りだな」
さくがポツリと言った。
ゆ:「だね」
皆が納得のようだ。
「麗萎、荷物まとめて戻りなさい」
「お母さん…うん!」
私は荷物をまとめて皆と病室を出た。

懐かしい寮が目の前に見えた。
「懐かしいな…」
さ:「1週間いなかったんだからな」
あ:「その分毎日毎回ショーには出演」
「あんちゃん、鬼ー!」
最悪だよ…皆は大爆笑だけど、こっちは泣きたいよ…。
ゆ:「てか、今から出ない?1回くらいできるでしょ!」
こ:「皆でやろうぜ!」
と:「あぁー」
1人だけやりたくなさそうな人いるけどやりたい!
「着替えて集合!」
私達はそれぞれの部屋に行き着替えた。
「あんちゃん…」
あ:「ん?なに」
「ありがとう、私を受け入れてくれて」
あ:「何言ってんのよ!当たり前のことでしょ!」
「うん」
ありがとう!

る:「遅いよれいたん!」
「ごめんごめん。じゃ行こう!」
「「「おぅ!」」」
私達は勢い良く飛び出した。
準備とかしてたから気付かなかったけれど、周りが大変な事になってる。
「皆さんこんにちわ!1週間ほどすいませんでした。体調が悪くて。でも、これからも頑張るのでよろしくね!」
『よろしくー!』
嘘付いちゃったけど、皆の笑顔が見れたからいっか!
「準備ができました!それでは始めまーす!」
私は久しぶりに踊った。
楽しい〜!
私は何で、こんな楽しいところを見捨てようとしてたんだろう。
バカみたい!
さ:「れいが、踊りまーす」
「…えぇー!」
おいおい…。
まぁ、いいか!
私たちはいつもより長めに踊った。