〜ゆう〜
俺たちは次の日れいれいのお母さんがいるカフェに行った。
カランカラン
「こんにちは…あなた達が麗萎の友達?…あんさん、お久しぶりです」
あ:「お久しぶりです」
「あの…れいれいに一体何があったんですか?」
俺は単刀直入に聞いた。
「教えるわ。麗萎の全てを」

さ:「そんな過去が」
と:「残酷だな」
皆が暗い気持ちになっていた。
れいれいの起きた過去。
俺はあり得ないと思った。
いつも笑っていたれいれい。
優しくて誰にでも平等なれいれい。
そんな人にもこんな過去があるなんて。
る:「犯人は捕まったんですか?」
「えぇー…でも麗萎の心の傷は相当なものだった。目の前でお父さんが撃たれたんだから」
れいれいを助けたい。
俺はこの時そう思った。