そんなふたりが恋をした。




俺、今世界でいちばん幸せ者だ



こんなかわいいこと言ってくれる彼女を
抱き締めてる



好き、大好きって言ってくれる彼女が
俺の目の前にいる



本当は素直じゃないのに
今日はやけに素直なミヤマ



それだけ俺を信じてくれてるってことだよな



やっぱり俺にはミヤマしかいないな





「ミヤマ?」




「んー?」




そんなかわいい顔してこっち見んなよ

それ反則だからな


「俺さミヤマだけの王子様だから。

他の女にはもう王子様なんてしない

だからミヤマも俺だけの姫でいろよ」



なんか俺、くさいセリフ言ってんな



「………うん!」




まあでも承諾してもらったし

はれて俺は小山雅の王子様になったわけだ



もうここまできたんだから
そろそろいじめてやるか


ミヤマも俺の王子っぷりを待ってるだろうしな