そんなふたりが恋をした。



今、あたしはサクに包み込まれてる


サクの大きい手

すごくあったかくて落ち着くの


こんなに泣いてサクの制服のシャツ
ビショビショになっちゃう


でも


『泣きたいだけ泣け』



そう言ってくれたとき
本気でサクを信じようって思った




サク…



あたしのこと、全部知ってたんだね


やっぱりサクはあたしの一歩先を行ってる


返事は決まってる





これではっきりしたんだ



あたしはサクのことが心から好き





だからね、ちゃんと言うよ







「あたしもサクのこと大好き


よろしくお願いします」





やっと言えた


もう気持ちの整理はついた




あたしもサクが隣に座った瞬間から
好きになってた



「サク…

あたしの話も聞いてくれる?」




「落ち着いたか?

なんでも聞く

話したいこと全部話せ

俺はその全てを受け入れてやる」