そんなふたりが恋をした。


俺は泣いてるミヤマをまっすぐに見た


そしてゆっくりと口を開いた



「ミヤマ、泣きたいだけ泣け

本当はおまえが弱いことくらい知ってる

いつもみんなの前だとニコニコして、
やりたくないことも引き受けて、
いい子演じてきたんだろ?


そのくらいお見通しだっつーの


おまえってすぐ顔に出るんだからな?

ちゃんと覚えとけよ


嫌なことしてるおまえの顔、
まじで見てらんねぇ

頑張って作り笑顔してる顔も。


全部俺には無理してるようにしか見えない


他のやつらがおまえのことを優しいとか
頼りになる、とか言ってんの
知ってるから

でもそれがおまえを苦しめてるってことも
知ってる


だから俺に隠し事なんてできっこないんだよ

ミヤマには100年早いな


それと、今から言うこと一字一句聞き逃すな







俺はミヤマが好き







隣の席になった瞬間から

ずっとおまえばっか見てた

てか、
おまえしか目に入ってこなかった


ミヤマを信じたいって思った







だから、俺の女になれ








返事は?」