サク…
待っててね
あたし今からちゃんとサクに気持ち伝えるから
まだ整理つかないけど
あたしが思ってること全部言うから
本当のあたしと偽りのあたし
このことも全部全部話すよ
お願い
あたしにありがとうって言わせて
サク、どこにもいかないで
今頑張って走ってるんだよ
サクのために走ってるの
だからもうちょっと我慢して
今から行くから
サク…
あたし信じてるよ
サクがどこにもいかないって
待っててくれてるって
信じてるから
初めて人を信じようって決めたから
あとちょっと、
サクのいるところまであとちょっと………
保健室の文字が見えてくる
あそこにサクがいる
心臓がバクバクしてる
これが走って疲れたからなのか
サクに会うからなのか
今のあたしになら分かる
あたしにはサクしかいないから
走るなんてどうってことない
サクのためならなんだってするよ
ガラガラ…………
保健室の扉を開けた

