そうきたか、小山雅
やっぱりおまえってやつは
俺の予想の上をいくな
俺、おまえのこと気に入った
って隣に座ったときから
気に入ってたけどな
「ふぅーん?
そんなこと、この俺に言っていいんだ?
どうなっても知らないよ
ミーヤマちゃん?」
「なによ、それ!
どうなっても知らないよって…
なにする気なの?
あんた
どんだけ自分が偉いと思ってんのよ
勘違いもほどほどにしたら?」
こいつ最高だ
この俺に歯向かってくるなんて
普通の女じゃないな
俺の顔見たのか
カッコいいとか思わなかったのか
でもなんか嬉しいな
顔とかで選んでない感じがする
俺にこんなこと言われたら
泣くだろ
ってかたいていの女は泣く
なのにこいつときたらまだ続けてるし
「自分がカッコいいからって
調子にのってるわけ?
あたしは優しくなんかないの!
顔なんかに騙されないんだからね」

