〜優一〜

まぁ、
凛と修哉は上手くいくか心配だけど……
大丈夫だと思う。

(たぶん)

いづれかいわないとな、
凛のこと。

俺しか知らない、
凛の秘密。

けれど今それを知ってはならない。
今は……ね。


まぁ。
それが一件したら
俺の気持ちを伝えようか…

なんて浮ついてる。
たまにこんな自分が馬鹿馬鹿しくなる。

「はぁー」


「お前がため息なんて珍しいな、なんかあったか?」


俺は修哉に顔をむけ言った。


「いやー 修哉をからかうのが楽しくて、
将来大丈夫かなって^ ^」


「いっぺん、殺すぞ」


「嘘だってw」



友人と歩く冬の通学路。
水たまりの鏡は表の俺を写してた。