いや、奢ってもらうなら……

馬鹿か私はっ!


「いや、勘弁してください」

という感じで
ガチでこまってます。

これも不幸体質の一つだ…
頑張れ私‼︎



ドガッ!

「へ?」

顔を上げる。
視界が明るい。
足下にはさっき目の前にいた
男が倒れてる。



「あ? だれだ…って、ヒィ‼」


明るくなった先に男が1人立っていた。
これが、紛れもない 。

……あいつとの出会いだった。