〜修哉〜

はあー 騒がしい1日だったなー……
まあ……たまにはいいかもな〜

「リーダー」

俺が、大あくびをしているところに、
加藤が話をかけてきた。

「おー なんだー」

俺はソファから離れ、部屋の角にあれ
冷蔵庫に向かいながら加藤に
返事をした。

「凛ちゃんのこと、気に入ってます?」

俺は冷蔵庫の扉に手をかけようと
したとこれをピタッと止めた。

「なんでそう思う? 加藤」

俺は本心を隠せない方だ。
どっちかと言うと琴吹の
事を気に入ってる。

「いや、別にちょっと……」

「まさか、琴吹に一目ボレとか?」

まあ、加藤にいたってはそんなこと……

「そうですよ 」

ん?

「リーダー 凛ちゃんにそーゆー気が、
無いのなら凛ちゃんは
もらいますから。」

そう、言い残して加藤は別の部屋へ
行った。

バタン……


「どうしよう……」

これが俺の
人生で初めて焦った時
かも……しれない。