不幸体質の女の子と日本1の総長がであった物語

〜凛〜

私は、和也君ともう一人の子に
質問攻めにあっていた。

「ねぇねぇっ! 凛さんって何歳?」

「16の高1です!」

「じゃあ、優一兄さんの2つ下か……」

「おいおい、お前ら
自己紹介が先だろ?」

忘れかけてたリーダーの存在、
一ノ瀬修哉が会話に入ってきた。

「凛さんは俺の事を知ってると
して、加藤が自己紹介した方が
いいだろ?」

「じゃあ、自己紹介しまーすっ!
俺は加藤類(るい)! 16歳の高1です!」

……あ
同い年なんだ!
私は加藤君に挨拶した。

「よろしくねっ! 加藤君!」

「堅苦しいから類でいいよー」

「じゃあよろしく 類君っ!」

「おうっ!」


付け加えで和也君が教えてくれた。

「あと、高3が1人、高2が1人いますよ」

「優一さんも入ってますしねっ!」

じゃあ、優一入れて計6人か……
……ん?
以外と少ない……
たった6人で日本戦略……?

つか、
「優一も入ってたの⁉︎」

「つっこむのおそいよ
うん 入ってるよ!」

以外だぁー‼︎
なんかすごい人達と
出会っちゃったなぁ。

「さて……もうこんな時間だし、
凛、和也帰ろうか」

私は腕時計を見た。
もう時刻は6時30分を上回っていた。

うわっ本当だ‼︎

「じゃっ‼︎ 明日ね 一ノ瀬! みんな!」

「じゃあねー凛ちゃん!」

「俺も兄貴と帰るんで!」

「おう きおつけろよー」

私たちはオンボロ倉庫を後にした。