徹も授業中こっそりと話しかけてきてくれて、普通通りに話すことができた。



そして5時間目の休み時間・・・




「悠里、元気になったなら今日俺の家に来ないか?」



「あっ、ずっと断ってたもんね。そうだね。いく・・・」



「わけないだろ。おい、三井、あんまり、俺の彼女にベタベタしないでくれる?」



「か、かのじょー!?!!」



徹の大きな大きな声で廊下にいた子たちまでが何事かと教室を覗き込む。



慌てふためくあたしと違ってシレっと肩を抱く淳哉。