未熟なあたし

そんなフラフラしてたあたしが、
彼に会ったのも18の時だった。


あたしは相変わらず、お酒飲んで、煙草吸っていい気分の時だった。

「ここあいてる?」

急に声をかけてきたのが、あたしの将来に深くかかわってくる彼だった。


あたしは、チラリと彼を見て
結構タイプだったので、隣に座ることを
いいかなぁって思ったんだ。

「あいてるよ。座れば?」


ただ、上から目線の偉そうな言い方だったけど、あたしは、そう答えた。

「どうも」

彼は短い返事をして、隣に座った。

あたしは彼を意識しないように、お酒を一口飲んだ。
でも、沈黙に耐えられず先に話しかけてしまった。

「あの、よくここに来るの?」


人見知りしがちなあたしの
精一杯の言葉だった。


「いや、はじめてきた」


彼は、簡潔に答えた


「この辺の人?」

また、あたしはつまらない質問を
してしまった。


「最近越してきたんだ。」


彼の返事は短く要点だけ答えてくる。

「そうなんだ、じゃあ友達とかもまだいないよね。」

こんなんで会話が成り立つのか疑問に思いながらも、あたしは、質問を続けた。

「まだいないかな、君がなってくれる?」


今までとは少し違う答え方が返ってきたから、ビックリしたけど、あたしは平静を装って返事をした。

「いいよ~じゃあ、こっちに来てからの初友だね。よろしく」

精一杯のこたえだった


「よろしく、ボクは、羽柴結月・・・君のなまえは?」


あたしは、かなりテンパってて、名前を言ってなかった。


「あたしは、島津悠莉だよ」

この時からあたしは、彼を意識していた。