寂しさを紛れさせてくれたから

どんなことだって少しは意味がある。

だから彼にあったのは
意味があるんだと思った。
・・・運命かもって

すごっく安易な考え方かもしれないけど
あたしにはそれだけが救いになっていた

それだけ、あたしの心は荒んでいた

それは、あたしが子供で甘えていてから
人の目が気になって、悪いことしか思い浮かばなかった。

みんなが、あたしの悪口を言ってると
思って、あたしはいつも聞き耳を
たてていた、よく考えれば、
そんな人ばかりじゃないって判るのに、
あたしがそれに気がつくのに、
かなり時間がかかった

だって、あたしは
30才を越えていたから

気がついても、やっぱりすぐには
直らない。
だって、30才までこれでやって来たんだから、これはもう、病気に近いかも