バタバタッ!!と夜の町を駆ける足音
複数の男が走っている


??『おい!!彼奴何処へ行きやがった!?』

??2『逃げ足の速い餓鬼だっ』

立ち止まった男の中の二人が息を乱しながらあたりを見渡す


少女『はぁ、はぁっ』

男たちが探している少女は
家の路地の物の後ろに隠れ
必死に息を殺している


??3『もう良い!!てめぇ等は戻れ。
俺はもう少しその辺りを見て回る。ご苦労だった、
ゆっくり休め』


ひときは目立つ黒髪の長髪の男は
疲れている男たちに指示を出し帰らせると辺りを見渡す


??3『おい、餓鬼ぃ
俺から逃げられると思うんじゃねーぞ。
てめぇは俺のこの刀でしーっかりと斬りつけたんだ。
ぜってぇ、見つけてやるからなぁ、、、』

男は小さく息を吐くと
低く殺気の籠もった声で言うと
長い髪を揺らし
その場を去る


??3『ぜってぇ、始末してやるぜ
     芹沢閑梛さんよぉー』


閑梛『っ!!』


男の言葉で
少女、閑梛は意識を失った

そして、男に斬られた両瞳から
血を流し
冷たい地面に横たわり雪に埋もれた、、、。