次の日、先生に書類を運ぶのを頼まれて 始業式が終わった後その仕事を終えた後だった。 階段を下がると「は?」という女の子の声。 後ろから見ると、 ……坂枝がいた。 「…あれって原…?」 原が何かボソボソと付き合うだの友達だのなんだの言ってる。 「クズか」 坂枝のその発した声に、もうなんて言うか興味津々の自分。