「じゃあ、またね」


「はい…………また」


唇を柔らかく噛んだ。


くるみ先輩は腕を思いっきりあげてピースをした。




「I love you!」



超ネイティブ発音でくるみ先輩は去っていく。



「ねえ、隆裕超注目されてる……でも泣ける」



「どんな目立ち方だよ、くるみ…」



とは言いつつも、隆裕は少しふてくされて


寂しそう。