月日は進み、12月へと突入してしまった。 …そしてやってきたのは三者面談。 「坂枝は元気で、自分に素直な性格と言いますか…」 現在。遠回しに悪口言われてるようにしか感じない。 「すみません、いつもいつもご迷惑をおかけしまして…」 「そんなそんな!坂枝も二学期に入って大分頑張り始めてると思いますし、 どうですか、大学進学も視野に入れてみれば」 「は…」 お母さんの動きは停止した。 「だ、大学!?」