「ねえ、言ってなかったんだけど この浴衣やばすぎ」


隆裕の膝の上に乗って、おでこをくっつける。



「…………お風呂入って眠い」


「寝よっか」



結局布団の左右なんて意味なく、


どっちかもわからない布団の方に入って



すぐに意識を手放した。