そう言えば陵くんにもちゃんと報告しないと。 「手、繋ご」 「い、言うのか…」 隆裕の手を小さく握る。 「まずはクラス行こっか」 「そうだね」 昨日のことがあったからか、注目度は高い。 「バカップルお二人さん、復活おめでとう!」 「あ、ありがとうございます」 階段を上がってクラスの方に行くと 陵くんがいた。